忠岡町消防団

消防団とは

消防団とは、消防組織法に基づき消防本部や消防署と同様にそれぞれの市町村に設置される消防機関です。

常勤の消防職員とは異なり、普段はそれぞれ仕事を持ちながら火災はもちろんのこと、地震や風水害などの有事の際には「自分たちの町は自分たちで守る!」という相互扶助の精神に基づき現場へ駆け付け、消防本部と連携して消火活動や救助活動を行う非常勤の地方公務員です。

また、災害時以外には、様々な訓練のほか火災予防や住民に対する防火指導など幅広い分野で活躍しています。

近年、阪神淡路大震災や東日本大震災をはじめとする常備消防力をはるかに超える大規模な自然災害が起こり、南海トラフ地震の発生も危惧される中、地域防災のリーダーとして期待が高まっています。

忠岡町消防団の概要

忠岡町消防団は大正5年忠岡村消防組として結成、その後昭和22年消防団令に基づき「忠岡町消防団」と改称しました。

令和6年3月現在、消防団長以下2分団で構成されポンプ車2台、小型動力ポンプ積載軽自動車1台、指揮広報車を1台保有し各種災害活動をはじめ定例訓練、防災訓練及び出初式等に参加しています。

また、大阪府消防操法訓練大会ポンプ車操法の部に出場し過去6回の優勝を収め、平成6年には財団法人日本消防協会から永年の功績により、消防団にとって最高の名誉である特別表彰「まとい」を受賞しました。

消防団の活動

本町消防団では、毎年末に歳末特別警戒のパトロール(夜警)を実施しております。今年も12月26日から30日の5日間で忠岡町管内の警戒パトロール(夜警)を実施しますのでお知らせします。

3月定例訓練

令和6年3月3日に3月の定例訓練を実施しました。今回の訓練はポンプ車にて自然水利から揚水を行い、1線2口にて火災建物に放水する火災防ぎょ訓練となりました。火災防ぎょ活動や資器材等の使用方法を再確認することができ、有意義な訓練となりました。

訓練終了後には、春の火災予防運動期間(3月1日から3月7日)であることから、消防団車両にて忠岡町管内全域に対して火災予防啓発活動を実施しました。

消防団員が放水を実施している
消防団員により放水が行われている。

10月定例訓練

令和5年10月15日に10月の定例訓練を実施しました。今回の訓練は大津川にて小型動力ポンプを活用した自然水利からの揚水及び放水訓練となりました。大規模災害等で消火栓が使用できない場合に、河川や池などの自然水利から小型動力ポンプで水を吸い揚げ放水にあたることで、円滑な火災防ぎょ活動を行うことを訓練目的としました。

消防団員により小型動力ポンプにて揚水が行われている。
大津川にて消防団員により放水が行われている。

あなたも消防団へ入団しませんか?

消防団は、普段はそれぞれ仕事を持ちながら非常時の消火活動や救助活動、災害予防活動などを行います。

地域住民に密着した消防団の活動は防災に強い安全な街づくりの実現には欠かせないものです。過去に発生した地震や風水害等の大規模災害においても、消防団が果たした役割は非常に大きく、地域防災の中核としてその活動を期待されています。

忠岡町を愛する一人ひとりの力が合わされば、地域の防災はさらに確かなものになります。

消防団員として「自分たちの町」を「自分たちの手」で守ってみませんか?

大阪府では、消防団活動に対する府民の理解促進や消防団の機能強化に向け、各市町村と連携して消防団活動のPR映像・ポスターを作成しました。

敬礼する女性消防団員のポスター

入団要件

  • 忠岡町内に居住若しくは勤務されている方
  • 年齢18歳以上の方
  • 志操堅固、身体強健な方

この記事に関するお問い合わせ先

消防総務課
〒595-0811 大阪府泉北郡忠岡町忠岡北1-1-23
電話: 0725-31-0119(代表)
ファックス: 0725-22-4000

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