ヒアリ・アカカミアリについて

 特定外来生物である「アカカミアリ」が大阪府内でも確認されております。
 当該アカカミアリは、フィリピン・マニラ市から貨物船で航送され、大阪市の南港で陸揚げされた貨物コンテナ（1個）内部から発見されたものです。アカカミアリは、攻撃性が強く、刺された場合、体質によってはアナフィラキシー・ショックを起こす可能性があるなど、人体にとって危険な生物です。

 万一、見つけた場合は生きた個体を素手で触らないなど、十分ご注意ください。
アカカミアリの特徴としましては、体長3.0～5.0ミリメートル程度、体色は赤褐色、頭部は褐色、開放的な草地や裸地などの開けた環境に生息し、土中に営巣します。

 また、同じ特定外来生物の「ヒアリ」についても兵庫県にて確認されており、極めて攻撃的で、強い毒性を持っておりますのでアカカミアリと同様に十分ご注意ください。
 ヒアリの特徴としましては、体長は2.5～6.0ミリメートル程度、体色は主に赤茶色、草地など比較的開けた環境を好み、土で直径25～60センチメートル、高さ15～60センチメートルのドーム状のアリ塚を作ります

• 駆除方法について
  市販の殺虫スプレーで駆除が可能です。また、熱湯をかけることによっても駆除が可能ですので、お子さんやペットのいる環境で殺虫スプレーなどの薬品を利用できない場合はご活用ください。
• 刺された場合について
  アカカミアリとヒアリのお尻には毒針があります。刺されるとアレルギー反応を起こすことがありますので、もし刺された場合は20～30分程度は安静にし体調の変化がないか注意してください。容態が急変した場合は最寄の医療機関を受診し、「アリに刺されたこと」、「アナフィラキシーの可能性があること」を伝えてください。
• 発見した場合について
  アカカミアリ、ヒアリを見つけた場合は、下記に連絡してください。
  近畿地方環境事務所 電話：06-4792-0706