自転車運転者講習制度

更新日:2023年03月28日

対象となる危険行為を示した自転車運転者講習のパンフレット

 平成26年中の自転車関連事故は、109,269件で全事故の2割をしめています。現在、自転車運転者のルール無視やマナーの悪さが問題となっていますが、自転車は「車のなかま」で自転車運転者も責任が問われます。
平成27年6月1日から、「自転車運転者講習制度」がスタートし、危険なルール違反をくり返すと自転車運転者講習を受けることになります。

(注意)14歳以上が対象となります。

自転車運転者講習

受講義務の対象となる「危険行為」は、次の14項目です。

  1. 信号無視
  2. 通行禁止違反(歩行者専用道路の通行)
  3. 歩行者用道路における車両の義務違反(徐行違反)
  4. 通行区分違反(歩道通行や車道の右側通行など)
  5. 路側帯通行時の歩行者の通行妨害
  6. 遮断踏み切りへの立ち入り
  7. 交差点の安全進行義務違反
  8. 交差点優先車妨害(右折時の直進車や左折車への通行妨害)
  9. 環状交差点の安全進行義務違反
  10. 指定場所一時不停止
  11. 歩道通行時の通行方法違反(歩道での歩行者妨害)
  12. 制御装置(ブレーキ)不良の自転車運転
  13. 酒酔い運転
  14. 安全運転義務違反(注釈)

(注釈)安全運転義務違反とはハンドル・ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ道路交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさない方法で運転しなければならない、と言う定めでスマートホンや携帯電話を操作しながら、音楽を聴きながら等も含まれます。

自転車運転者が3年以内に2回以上危険行為を繰り返す。

交通の危険を防止するため、都道府県公安委員会が講習を受けるように命令

講習の受講

  • 講習時間:3時間
  • 講習手数料:5,700円
    (標準額)

受講命令に違反し、受講しない場合…5万円以下の罰金

自転車安全利用5則

  1. 自転車は、車道が原則、歩道は例外
  2. 車道は左側を通行
  3. 歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
  4. 安全ルールを守る
    • 飲酒運転・二人乗り・並進の禁止
    • 夜間はライトを点灯
    • 交差点での信号遵守と一時停止・安全確認
  5. 子供はヘルメットを着用

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