生理用品無償提供用ディスペンサーの試験設置について（12月16日試験設置終了）

令和7年9月より、忠岡町人権協会・忠岡町女性フォーラム実行委員会のご協力のもと、生理用品を無償で提供する「MeWディスペンサー」を庁舎内のトイレ7か所に試験的に設置しておりました。

この度、ご協力いただいた無償提供用の補充在庫及びディスペンサー内の生理用品がすべてなくなりました。そのため、試験設置しておりましたディスペンサーをすべて撤去させていただきました。

これまで丁寧にお使いいただき、ありがとうございます。
今後も、できるかぎり多くの生理用品を必要とする方に広く、ディスペンサーをご利用いただけるよう、正式な導入に向けた再設置の検討を進めてまいります。

なお設置期間中、補充状況等を記録しておりましたが残念なことに一部のトイレにおいて、「生理用品を必要以上に数多く持ち帰られていると考えられる事象」や「補充時以外にディスペンサーのふたが開けられていると思われる事象」の発生を確認しております。

正式な導入の際には、限りある生理用品を多くの方が安心してお使いいただくため、皆様お一人お一人の、より一層のご協力が必要となります。
何卒、ご理解くださいますよう、お願い申し上げます。正式な導入につきましては、決定次第お知らせいたします。

（トピックス）MeWプロジェクト

今回、試験的に導入していた「MeWディスペンサー」は、大阪大学による月経をめぐるウェルビーイング（Menstrual Wellbeing）の向上をめざしたプロジェクトにおいて開発されました。
生理用品の無償提供用ディスペンサーの実証実験を通じて、日本における月経の諸課題について研究されています。この「MeWディスペンサー」は、大阪・関西万博に設置されていたほか、学校現場、自治体の施設などにも活用が広がっています。
生理用品も“トイレットペーパーと同じ感覚で”使用できる環境づくりを広めたい。そんなコンセプトの「MeWプロジェクト」は、ジェンダーや健康、働く環境など多くのSDGsにも貢献するものです。