二種混合(破傷風・ジフテリア)

更新日:2023年03月28日

ジフテリア・破傷風を予防します。
ジフテリア、破傷風は、発病すると死に至ることもある重篤な病気で、予防接種により感染を予防することが非常に重要です。

ジフテリア

ジフテリア菌の感染によって起こる感染症で、咽頭ジフテリアと鼻ジフテリアがあります。咽頭ジフテリアは発熱、おう吐、頭痛、咳などを主症状として、扁桃に偽膜がみられます。鼻ジフテリアは鼻炎とともに鼻汁に血液が混じり、鼻孔周囲にびらんがみられます。ジフテリア毒素によって、心筋炎、神経麻痺がおきます。心筋炎は発病2~3週間後に発症し、突然心筋炎で死亡することがあります。神経麻痺では、呼吸筋及び手足の筋肉の麻痺などが起きます。

破傷風

破傷風菌によって起こる感染症です。破傷風菌は、土の中に広く分布し、けがややけどなどの傷口から人の体内に侵入します。潜伏期は、4~12日で、潜伏期が短いほど、予後が悪く、中枢神経を侵していきます。症状としては、口が開きにくくなる、顔の筋肉のけいれん、体幹のけいれんなどがおき、日光、騒音などの刺激で全身性の硬直が起き、次第に激しくなり死に至ることもあります。

対象となるお子さん

11歳以上13歳未満のお子さん(13歳のお誕生日の前日まで)
(3種混合の第1期を受けているお子さんの2期接種となります)

接種場所

町内医療機関(下記の医療機関のご案内を参照)
入院中、遠隔地に滞在中、慢性疾患により主治医での接種が必要など、やむを得ない理由で町内医療機関で接種ができないお子さんについては、保健センターまでお問合せください。

接種方法

三種混合の第1期1,2,3回目及び第1期追加接種(生後3か月~7歳6か月までに接種)のあと、1回接種。
(第1期接種に二種混合ワクチンを使用している場合は、上記年齢で1期2回、追加接種1回のあと、1回接種)
二種混合は、三種混合から百日咳のワクチンをのぞいた2種類のワクチンが入っています。

費用

無料

副反応

接種部位の発赤、腫れ、硬結(しこり)の局所反応が最も多くみられる代表的な副反応です。
発赤、腫れは、数日で自然に治まりますが、硬結は、小さくなっていっても、数か月続くことがあります。
他に、発熱が接種後1~2日後にみられることがあります。

備考

三種混合予防接種の第1期の接種回数が少ない場合や、1期接種を受けていない場合は、保健センターまでお問合せください。

この記事に関するお問い合わせ先

保健センター
〒595-0805 大阪府泉北郡忠岡町忠岡東1-34-1(健康づくり課内)
電話: 0725-22-1122(代表)
ファックス:0725-22-8663

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